――早速ですが、看板を出していらっしゃらないんですね。お客さまにはわかり辛いのでは?
大西部長: お客さまが事務所に来られることは、ほとんどありません。当社のお客さまは、今までに私共がオール電化を導入した方や電気設備工事などで関わった方からのご紹介ばかりですから、あえて看板を出してPRする必要がないんですよ。看板だけではなく、チラシ等を配ったり、お宅を訪問するといった営業活動も一切していません。広告などの余分な経費を省くことで、お客さまに少しでも良い物を安くご提供したいというのが、社長の方針なんです。「日本の商売は利益を追求しすぎて、お客さまに対する思いやりに欠けている。お客さまのことを第一に考えるなら、きちんと適正価格でご提案するべきだ」と言うのが、社長の考えですから。
――高い技術力にも関わらず、他店よりも安いお値段でオール電化を導入されているとか。
大西: “安い”というのは語弊があります。当社はそれが適正価格だと思っていますから。他店と当社を比べて、どうしてこんなに安く出来るのかと疑問を持たれる方もいらっしゃいますが、金額の差が出るのは、工事で使用する材料などを含め、どうすれば良い物を安く仕入れることが出来るかという、企業努力をしているからです。良い製品や確かな技術による工事は高い費用がかかって当然だとお考えの方からすれば、当社の料金の安さに「手抜きをしているのでは…」と不安を感じられるかもしれません。しかし、当社は他店と違い、必要以上の利益を追求していないだけのこと。安い金額で出来ることを、わざわざ高く請求する必要はないと思っています。
また、安さだけでなく、技術に関しても他店には負けない自信があります。その証拠に、お客さまから修理や不具合などのご連絡を受けたことは創業以来ほとんどありません。大手の家電店から技術指導を依頼されることもあるんですよ。
――工事には従業員の皆様が納得の行くまで、時間をかけられるそうですね。
大西: オール電化だけでなく、電気設備関連すべてに言えることですが、私共はお客さまの家を自分の家と同じだと思って工事に入ります。自分の家を工事するとなれば、手を抜く人間はいないでしょう? 誰の目から見ても、例えば同業者に見られても恥ずかしくない、納得のゆく仕事が出来ているかといった最終確認は、必ず従業員同士でチェックしあいます。
たとえご要望があっても、私共プロの目から見てお客さまにメリットのない工事は、コンセント1つにしてもお断りしています。お客さまの目線に立ち、本当に良いと思った工事をしているだけのことなんです。 |