――北摂家電のある“つつじが丘”はどういう土地柄ですか?
今西代表取締役: 新しく開発された戸建約2400戸が集まるニュータウンです。当店は最初、三田市で相野の駅前で家電販売業としてオープンし、震災の前年、平成6年につつじが丘に場所を移しました。オール電化に携わるようになったのは、4年ほど前から。うちの客層は、いろいろ。退職組や悠々自適世代のお客様もありますが、一番多いのが30・40代の子育て世代ですね。
――オール電化をすすめる時に大切にしていることは?
今西: 初期コストが高い商品ですから、お客様の方でも、「良いという噂を聞いた」とか「CMを見た」とか、ある程度の情報や興味を持っていらしてる方がほとんどです。だから、それに対して裏付けとなる光熱費データを見せてあげるんです。最近のお客様は光熱費をちゃんとパソコンでつけておられますので、オール電化を導入されたお客様から了解をいただいて、導入前後の数字データを参考資料として紹介させてもらっています。光熱費のデータ以外にも、「こういうふうに料理したら上手にできるよ」とか、お客様から聞いた情報をまた違うお客様に戻してあげたりね。
――とくに主婦は、身近な存在の口コミに説得力を感じますからね。
今西: IHは10数年前から扱っていましたが、当初、抵抗感がすごく強かったんです。一旦購入が決まっても、「隣の人に聞いたら、あんなんやめときって言われた」と。そういう方はみなさん、大工や工務店、不動産屋などに使い方を説明されないまま使い始めてるんです。で、ガスと同じように使ってみたら、うまくいかない。それが一番の問題でしたね。そんな状況の中、「IHって、本当はそんなことないんですよ」というのを、少しづつ浸透させていったんです。IH用のレシピもありますし、「いかなごの釘煮の作り方は?」と聞かれたら、その時わからなくても探して、「こうしてみたらいいですよ」とレシピを渡して教えてあげる。私は料理のことはわからないですから、妻に聞いたり、電力会社に聞いてみたりね。
――そういう些細な質問を気軽にできる雰囲気も、このお店の魅力なのでしょうね。
今西: 私達は、何かあっても常にフォローできるという点で、この周辺を中心に展開させてもらっています。商品の修理もそうですが、修理以前の問題のフォローが一番大切。「機械は悪くないけど、なんだか使いづらい」そういうグレーゾーンを大切にしたい。昔は地域に電気店があって、そういうグレーゾーンをフォローしていたものですが、今は相談できるところがなくなったでしょ。私達はそのグレーゾーンを大切に仕事をさせてもらっています。家電アドバイザーの資格も持っていますので、電気に関することならお気軽にご相談ください。 |