――創業が昭和22年と大変歴史のあるお店ですが、どういう形で始まったのですか?
佐野代表取締役: 父親が始めた店でして、創業当初は、真空管式のラジオを組み立てていたような店でした。時代とともに家電製品が移りゆく様子を間近で見ながら育ち、私の代に。電気温水器の自社施工は20年前から取り組み、はぴeスマイル店になった4年前から、オール電化を本格的に手がけるようになりました。わが社の経営理念である「快適生活」には、安全、健康、省エネ、便利なものを提案する、という定義があります。その「快適生活」のコンセプトに合った商品ということで、オール電化に力を入れるようになったのです。
――長田区といえば、阪神淡路大震災で大火災を体験した街ですよね?
佐野: そうですね、火災への安全性が特に求められる地域になっています。震災の時、ガスコンロを使っていて火災が出たというケースが多かったことから、IHへの関心が高いですね。ここ長田は密集地が多いですから、ガスを消し忘れて一軒から火が出ると、大変なことになります。そういう意味でも、オール電化はお客様のお役に立てる商品だなと。
――こちら「ホームテック・サノ」さんが、大切にされていることとは何ですか?
佐野: 地域密着店ですから、お客様の困りごとをひとつひとつ解決していくということ。高い場所の電球の取替えから、オール電化まで、何かあればすぐに対応させていただきます。電気のことなら、家丸ごとお任せくださいという感じですね(笑)。「近くて便利な電気屋さん」でありたいという気持ちを、先代から受け継いでいます。
――店内のテーブルにIHが備え付けてありますが、これも困りごとを解決する方法のひとつだとか?
佐野: はい。IHを買ったけどうまく使いこなせない、そんなお客様に女性スタッフがここで使い方をフォローしています。3ヶ月に一度は当店独自のイベントを開催し、その中では料理教室も実施していますしね。前回は、創業60周年ということもあって盛大なイベントを行いましたよ。
当社のお客様は50代以降が中心。これからデジタル放送の時代がやってきますが、デジタル放送対応のテレビの使い方などは、高齢の方にはなかなか覚えづらいもの。そういった使い方に関しても、何度かに分けて、段階を踏んで覚えていけるような形で教える、そんなサービスを心がけている店です。 |