――ニシダ住宅設備さんは、昭和44年の創業と伺いました。
西田代表: そうです。まずは、風呂を沸かす石油ボイラー、バーナーの販売から始めました。当時、この地域では、まだ薪で風呂を沸かすのが当たり前でしたが、それを石油ボイラーへ移行するよう尽力しました。それから、台所には、ステンレス三点セットを導入するよう提案しました。それで、ずいぶん、この地域の生活様式が変化したと思いますよ。
次に来たのが、セントラルの時代です。暖房も給湯も、セントラルの時代になり、当社でも、それをこの地域で勧めていきました。台所の方は、システムキッチンが主流になっていきましたね。その後は、石油ショックを乗り越えて、今度はソーラシステムが注目され始めます。マイホーム時代でもあり、新築ラッシュが起こり、それも手伝ってソーラシステムが普及しました。
――そして、いよいよ、次が電化時代ですか。
西田: この地域に関して言えば、下水道の整備事業があったことが、電化を進める大きな追い風になりましたね。上下水道周りを整えるなら、ついでに風呂、トイレ、キッチンをリフォームしようと考える人が多く、その際にオール電化という選択肢が急浮上してきました。
――オール電化には、その価値があると?
西田: もちろんです。なによりもランニングコストが安い。そして、灯油の入れ替えの手間から解放される。安全ということもありますし、自信をもってお勧めしていますよ。
――お客様の反応はどうでしょう。
西田: それはもう、10人が10人とも、もっと早く導入すれば良かったとおっしゃいます。オール電化となると決して安価なものではないので、確かに最初は悩まれる方も多いのですが、導入頂いて後悔されることは絶対にありませんから、少しでもオール電化のことを分かっていただきたいと思い、昨年このショールームをオール電化用にリニューアルしたんですよ。
――実際に、ここで生活できそうなショールームですね。
西田: ええ、本当に生活できますよ。とにかく、お客様には、実際にIHクッキングヒーターなどを使っていただいて、その使い勝手の良さを体感して頂きたいと思ったんです。
――なるほど、これでお客さまにも、オール電化のことを、より理解して頂けますね。
西田: オール電化を普及させる工夫は、それだけではないんですよ。とにかく、うちは値段をギリギリまで下げて、少しでも導入して頂きやすいようにしています。今は、オール電化で儲ける時ではなく、無理をしてでも普及させていく時だからです。だから、儲け度外視で値段は抑えさせて頂いています。それが、地域の未来にも、私どもの商売の未来にも繋がると考えています。
――でも、それでは、やはり大変なのでは。
西田: 現金決済、メーカーとの直取引などといった工夫をしたり、キャリアのある職人を使って早くて確かな工事をすることなどで経費を抑えたり、努力を怠りませんから大丈夫ですよ。安心してください。 |